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マザーズ先物見通し:続落、SQで相場の方向性が変化か

本日のマザーズ先物は続落が予想される。10日の米国市場はダウが405.89ドル安の27534.58ドル、ナスダックは221.971ポイント安の10919.593ポイントとなった。前日に主要ハイテク銘柄が大きく反発した流れを受けて上昇して寄り付いたものの、週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、原油安が嫌気され下落に転じた。追加パンデミック経済救済策を巡り共和党上院が提示した小規模な案を民主党が却下したため、速やかな合意への期待も後退し、引けにかけてはさらに下げ幅を拡大する展開となった。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは反落。本日のマザーズ先物は、軟調な米国市場や小安く終了したナイトセッションの流れを引き継ぎ続落でのスタートが予想される。国内では、日本経済新聞が、GMOグローバルサインと帝国データバンクが、「電子社印のeシールを発行」と報じており、時価総額上位の弁護士ドットコムなど電子認証関連銘柄が注目され先物を下支えすることが期待される。また、日本経済新聞の「GAFAがフィンテックに相次ぎ参入」との記事は、フィンテック全体への注目度を高めることから時価総額上位のマネーフォワードなど関連銘柄の動意が期待される。そのほか、本日はSQによる限月交代が行われることから、相場の方向性が変化するとの思惑もあり、荒れた値動きとなるとの見方もあるようだ。本日の上値のメドは1096.0pt、下値のメドは1016.0ptとする

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