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年を取ったって、ワイルド。アジアの渋イケメンは老いてなお美しい

先日、8冊目の著作「渋イケメンの国」を上梓されたカメラマンの三井昌志さん。無料メルマガ『素顔のアジア (たびそら・写真編)』では、渋イケメンの条件の1つ、「年を取ることを恐れない」8人の男たちが紹介されています。年はこう取りたいものです。

渋イケメンは加齢を恐れない

年を取ることを恐れない姿勢も、渋イケメンの条件のひとつだ。人が成熟し、老いていくのは逆らいがたい自然の摂理であり、それを静かに受け入れることが人生に深みを与える。男たちの長く伸びた髭や、深く刻み込まれた皺には、そのような生き様が強く反映されていた。彼らが持つ「渋さ」とは、自然に年月を重ねた者だけが身につけられる年輪の厚みなのだ。

強い存在感と目力を持ち、自分の外見には無頓着で、年を取ることを恐れない。そんな条件を備えた渋イケメンを見つけると、僕は迷うことなくカメラを向けた。あなたの存在そのものが特別なのだと、カメラを使って伝えたかったのだ。

「お、いいねぇ。撮りなよ」

男たちは少し照れくさそうに、しかしおおらかに胸を張って応じてくれた。

たとえ言葉は通じなくても大切な瞬間を共有できたという確かな手応えが、そこにはあった。

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