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宝くじの当選確率をごはん粒に例えると、大変分かりやすいことが判明

妻夫木聡さん、柳葉敏郎さんらのコミカルなCMでもおなじみの「ロト7」と「ロト6」。好きな数字を選ぶだけという手軽さから定期的に購入されている方も多いかと思いますが、なかなか当たらないものですよね…。はたして「当たりやすい数字」というのは存在するのでしょうか。無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、1等が当たる確率をお茶碗の中の米粒に例えて検証しています。

やっぱり気になる宝くじ

以前、アメリカの宝くじで約408億円の高額当選者が出たとのニュースを見かけました。すごいですね、408億円。ただ、一度に受け取る場合には少なくなるなど、色々ルールがあるそうですが、とにかく数百億円のお金が一度にいきなりやってくるとなると、パニックになりそうです。

この宝くじは好きな番号を選んで買うタイプのもので、日本ではロト7やロト6などがそうですね。ロト7は1から37の数字の中から7つの数字を選ぶ宝くじです。

こういう「自分の好きな数字を選ぶ」となると、できるだけ当たりやすそうな数字を選びたくなりますね。では、

01,02,03,04,05,06,07
02,04,06,08,10,12,14

という感じで連続した数字や偶数ばかりというのと

01,04,09,12,18,23,34
02,06,13,19,27,32,37

という感じで、なんとなくバラバラにしてみたものとどちらが当たりやすいでしょうか?

これはごくごく当たり前のことですが、どのパターンも当たる確率は同じです。「1から7まで並ぶなんて奇跡だろ!」と思うかもしれませんが、バラバラな数字が選ばれているのも同じぐらい奇跡なのです。どのくらい奇跡かというと、1等(自分が選んだ7つの数字が全部一致する)の確率は、約1,030万分の1です(計算式は省きますね)。

1,030万分の1がどのくらいすごいかというと…米粒で考えてみましょう。お茶碗一杯の米粒がだいたい3,250粒だそうです(公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構のサイトにありました)。

10,300,000/3,250=約3,170

1日に3杯ご飯を食べるとして、約1,050日分。3年間毎日3杯ずつご飯を食べ続けてその中に1粒だけ特別なお米が入っていた…、というのが1等です。もちろん1日目の朝のご飯に入っていたというとても運のいい人がいるかもしれないし、2年と11ヶ月食べ続けてもまだ出てこない、という人もいるでしょう。

いずれにしても、宝くじの1等に当たるというのは、本当に本当に強運がないと無理なことなんだなあと感じますね。

それでも、当たるといいなぁ…と思って買ってしまうのが宝くじ。買わないけど、「キャリーオーバー発生中」というのを見るとやっぱり気になるのが宝くじ。昔から庶民の夢を刺激し続けてきたのが宝くじなんだなと、今回あらためて計算をしてみて感じました。

image by: cowardlion / Shutterstock.com

 

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