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クール。バングラデシュの舘ひろしは車窓でポーズを決めていた

アジアを旅し、各国の強烈な日常や渋いイケメン、動物、そして時には変なオジサンなどなど一度見たら決して忘れられないような写真を届けてくださる無料メルマガ『素顔のアジア(たびそら・写真編)』の著者で写真家の三井昌志さん。今回は、バングラデシュで出会ったこれまた強烈な男たちや美味しそうな食べ物を紹介してくださっています。

バングラデシュの舘ひろし

「古い映画の一場面かよ!」と叫びたくなるようなシーンが、寂れた駅のホームにある。それがバングラデシュという国です。どことなく舘ひろしにも似ていますね。

バングラデシュでは「茶髪」ならぬ「茶ヒゲ」が流行中。男らしさの象徴でもある顎ヒゲをメヘンディ(ヘナ)で明るく染めれば好感度もアップ、するのかな?

指と指を絡ませあって、仲むつまじきカップルがいました。男同士だけど。バングラデシュの男たちは実に仲が良い。ゲイではなく、ストレートに男同士の友情が深いのだ。一般にイスラム圏はこの傾向が強い。自由恋愛が御法度なのと関係があるのだろう。

バングラデシュで石炭を運ぶ男。注目すべきは彼の右肩。RPGの防具のように、濃い体毛がびっしりと肩を覆っていて、重い荷を運ぶときの摩擦から体を守っているのだ。毎日の仕事によって、人の肉体だって進化する。

鶏を頭に載せて運ぶ男。「お、おい。これどういう状態だ?」って顔をした鶏さんたちがかわいいですね。これもダッカの街の日常風景

アルミ鍋を運ぶ男。頭から巨大な角が生えているようにも見えます。

バングラデシュで最近増えている99タカ150円ショップ。品揃えは日本の100円ショップとあまり変わらない。中国製の日用品やおもちゃが多い。品揃えとコストパフォーマンスでは、日本の100円ショップの方が圧倒的に優れています。

バングラデシュの食べ物

朝食は、タンドリーナン(ロティ)と野菜カレー。フワフワでもっちりした焼きたてナンは最高だ。食後のチャ(ミルクティー)も忘れちゃいけない。全部で45タカ(70円)なり。

食堂の隠しメニュー、プリンを食べる。ショートケーキみたいに切ってあってボリューム満点。卵の味が強くて素朴なプリンらしいプリン。美味しかった。バングラデシュの食堂は、なぜか皿の上に皿を重ねるのが好きなようだ。

バングラデシュでいろんなものを食べたけど、結局一番うまかったのは目玉焼きポース)だった気がする。熱々の鉄板でさっと火を通した卵に塩を振る。実にシンプルだがハズレがない。卵の力、盤石なり。

 
素顔のアジア (たびそら・写真編)
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