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給料を上げてくれたら頑張る、というビジネスマンは逃げ足も早い

給料を上げてほしい、自分の企画を採用してほしい。会社に要求するだけしておいて、いざ自分が責任を持てと言われたら尻込みしてしまう…そういうビジネスマンは意外と多いのかもしれません。今回の無料メルマガ『ビジネス真実践』では著者で人気コンサルタントの中久保浩平さんが、責任感のある人とない人の違いをわかりやすく紹介し、口先だけのビジネスマンに警鐘を鳴らしています。

口に出したからには、責任を持つ

社員の権利だとかなんとかといって会社に対して様々な要求をしたり、あるいは、自分が発案した企画を主張したり、するものの…いざとなれば尻込みしてしまう、なんて人いませんか?

A 「もっと効率をよくするために、○○が必要だと思います」
B 「いいよ。じゃぁ、○○ができるくらい稼いできてね」
A 「いやっ、それはちょっと…(汗)」

とか、

A 「withコロナ、アフターコロナを見据えた、こんな企画どうでしょう!!」
B 「じゃぁ、君が発案者なんだから、みんなを取りまとめね」
A 「いやっ、僕には責任が重過ぎます(汗)」

など。

このように口はたつけど、自分が口にしたことに責任を持てない人というのは、いざ実行しようとなると逃げ腰になる。で、逃げるための言い訳はスグに出てきます。このような人に仕事を任せるのは、非常にリスクが高い。「みなさん○○をやりましょう!」と言って、「あとはみんなで頑張ってね」といような人、単純に信頼できませんよね、ってことです。

しかし、そのような人とは逆に責任感のある人は、「じゃぁ君に任せるからやってね。」といわれると、すぐに取り掛かります。「○○できるくらい稼いできてね」といわれると、「任せてください!やってみせますよ」と即答し即行動に移します。

こうした人はほんとに責任感があると共に、スピード感溢れる行動力があるので、たとえスグに結果が出なくても、結果が出るまで自分の口にしたことを全うしようと挑みます。率先して取り組みます。当然、周りの評価も上がるし、信頼のおける奴だと色々な仕事を任せられるようになります。

言いたいことを言うだけなら、簡単です。

「もっと給料上げてくれ~」
「じゃぁその分、今以上に頑張ってね」
「……(汗)」

「給料を上げてくれれば今以上に頑張る」では通用しないのです。

会社に対して何かを要求したり、自分の意見や企画を通したいという場合、それ相応の責任感を持つことが何よりも重要で当たり前のことです。そして、その責任感は言葉ではなく行動によってしか示すことは出来ません。口先だけでは決して示すことはできないのです。

会社に対する自分の意見や発言に対して責任を持てていますか?その意見や発言に裏づけされる行動力を持っていますか?

■今日のまとめ

「口先だけの人間になってはいけない」

・会社に対する自分の要求や意見。あるいは、業界、市場に対する自分の要求や意見、アイデアなどをノートに書き出してみる
・書き出したことに対して実際にどのような行動を起こさなければいけないか?ノートに書き出してみる。
・口先だけの人間にならないということはどういうことか?考えてみる

image by: Shutterstock.com

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【著者】 中久保 浩平 【発行周期】 毎週:火・木午前8:00発行※祝日の場合は翌日

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