大阪取引所金標準先物 21年10月限・夜間取引終値:6232円(前日日中取引終値↓18円)
・想定レンジ:上限6300円-下限6220円
23日の大阪取引所金標準先物(期先:21年12月限)は上昇しそうだ。新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、足元経済への警戒感が強い。こうした中、このところ金は安全資産としての位置づけが薄くなっているとは言え、金に資金が向かいやすい地合いとなっている。金先物は昨日、100円安と大きく下げた後ということもあり、押し目買いも入りやすく、また、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが戻りの鈍い展開となっていることも、ドルの代替投資先とされる金先物の価格支援要因となりそうだ。