本日のマザーズ指数は、米国のナスダックが史上最高値を更新したことや、ナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ、反発でスタートした。現物株の寄り付き後に、時価総額上位のフリーが下げ幅を拡大し、メルカリが一時マイナスに転じたことから、マザーズ指数も5.52pt高まで上げ幅を縮小し、伸び悩みする場面があった。しかし、後場に入り、時価総額上位のBASEやHENNGEが一段高したことや、大引けかけてAIinsideがプラスに転じたことが相場を押し上げ、マザーズ指数は2%を超える上昇となり取引を終了した。時価総額上位の銘柄から直近IPOに物色の矛先が向かう流れが変わったことが相場を下支えしたようである。
マザーズ指数は反発、売買代金は概算で2226.94億円。騰落数は、値上がり223銘柄、値下がり108銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、直近IPO物色の流れからKaizenPFがストップ高となった。また、新型コロナの感染拡大を受けて巣籠り需要の増加への思惑からBASEが7%を超える上昇となった。そのほか、ウェルスナビ、かっこ、いつもが上昇した。一方、債務超過で上場廃止期間の猶予入りとなったアクセルMは先行き不透明感の高まりからストップ安となった。トロント大学の研究で、フルッタフルッタの製品であるアサイースーパーベリー抽出物が新型コロナ患者の重度の炎症を緩和と報じられたことで朝方は上昇したが、利食い売りに押され9%を超える下落となった。そのほか、ココペリ、ツクルバが安い。
マザーズ指数は反発、時価総額上位の銘柄が反発、値上がり率トップはKaizenPF
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