午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=103円10銭台で推移。米グリーブランド連銀のメスター総裁は国民の大半がコロナワクチンの接種を終えれば、経済は今年大きく上向く見通しだが、FRBの支援が不必要になる状態まで改善するには不確実との見方を示したとロイターが報じている。金融政策は当面、かなり緩和的のままで維持される必要があると見方を示した。
一方、東京株式市場は日経平均が、30.92円安と寄り付き後は、下げ幅を縮小し、一時はプラスに転じる場面があった。非常事態宣言が株式市場に与える影響は小さいとの見方が市場関係者の間にながれており、積極的に売り込む動きや投げが出る動きに乏しいようである。