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イグニス Research Memo(3):『with』を主力にVRとエンターテインメント分野のサービスも本格稼働(2)

■イグニスの事業概要

2. 持分法適用関連会社による取り組み
(1) AI分野
2015年11月に持分法適用関連会社とした(株)ロビットとの連携により、AI技術を活用した自動外観検査ロボット『TESRAY』及びピッキングソリューションの開発を行っている。まだ、実証実験の段階であるが、着実に現場導入が進んでおり、将来に向けたポテンシャルは大きい。

(2) IoT分野
同じく、ロビットが2016年7月に販売を開始したスマートフォン連動型カーテン自動開閉機『めざましカーテンmornin’ plus』※が着々と販売数を伸ばしている(累計販売個数は5.5万個を突破)。

※「めざましカーテンmornin’ plus」は、取り付けが簡単なうえ、スマートフォンと連動させてタイマーを設定するだけで、設定した時刻にカーテンが自動開閉するアイデアIoT家電(目覚まし装置)。

(3) モビリティビジネス・プラットフォーム
2016年2月に設立した(株)Mellow※1により、モビリティビジネス・プラットフォーム『SHOP SHOP』(『TLUNCH』より名称変更)を展開している。「活用されていない空地」と「フードトラック事業者」※2をマッチングさせ、シェフのこだわりの料理を提供するものである。

※1 2018年9月期第4四半期より連結子会社から持分法適用関連会社へと移行。
※2 専門店のシェフが移動販売車(「フードトラック」や「キッチンカー」と呼ばれている)で出来立ての料理を提供する新しい飲食業態。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

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