[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;28608.53;+62.35
TOPIX;1854.41;+6.41
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比62.35円高の28608.53円と前場終値から上げ幅を若干拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は上昇。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=103円70銭台と朝方から若干円安で推移。午前の日経平均は、決算への期待感や、IMFが21年の日本の成長率見通しを上方修正したことが好感され、一時は200円以上上昇する場面があったが、高値警戒感から売りに押され、上げ幅を縮小して取引を終了した。後場の日経平均は前場終値より上げ幅を若干拡大してスタートし、強含みしている。指数に寄与度の高いファーストリテイリングが下げ幅を縮小していることや、キーエンスやキヤノンが上げ幅を拡大していることが相場を下支えしているようだ。
セクター別では、不動産業、電気機器、食料品、化学などが上昇率上位となっており、一方、海運業、空運業、電気・ガス業、鉄鋼が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、キーエンス、日本電産、キヤノン、ファナック、日東電工が高く、そのほか、エムスリー、ソフトバンクG、東京エレクトロン、ファーストリテイリング、ディスコが安い。