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日経平均は3日ぶり大幅反発、好決算・海外株高が反発期待後押し

日経平均は3日ぶり大幅反発。1月29日の米国市場でNYダウは大幅に反落し、620ドル安となった。ゲーム専門店のゲームストップなどが取引制限の緩和を受けて再度急騰し、金融市場混乱への警戒感が続いた。ただ、日経平均は直近2日で970円あまり下落しており、本日は自律反発に期待した買いも入って14円安からスタートすると、すかさずプラス圏に切り返し。好決算銘柄が積極的に買われたほか、時間外取引のNYダウ先物やアジア株が堅調だったことから、日経平均は上げ幅を広げこの日の高値圏で取引を終えた。

大引けの日経平均は前週末比427.66円高の28091.05円となった。東証1部の売買高は11億4553万株、売買代金は2兆5118億円だった。業種別では、ガラス・土石製品、非鉄金属、金属製品が上昇率上位だった。一方、食料品、石油・石炭製品、陸運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の61%、対して値下がり銘柄は35%となった。

個別では、ソフトバンクGが4%を超える上昇で、日経平均を約76円押し上げた。任天堂は3%超上昇し、東エレク、ファーストリテ、ソニーも堅調。決算発表銘柄ではキーエンスなどが買い優勢となり、エムスリーは5%を超える上昇となった。また、NECが商いを伴って13%近く上昇し、ZOZOはストップ高水準で取引を終えた。JVCKWやSCSK、TOTOも東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、トヨタ自が小幅に下落。村田製やTDKは決算発表による材料出尽くし感が広がり、JR東は業績下方修正が嫌気されて売りがかさんだ。また、アカツキなどが東証1部下落率上位に顔を出した。

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