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日経VI:低下、株価堅調で安心感広がる

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は3日、前日比-2.28pt(低下率9.64%)の21.38ptと低下した。なお、高値は22.78pt、安値は21.38pt。昨日の米国株式相場が上昇し、個人投資家の投機的売買をきっかけとした米国市場の混乱に対する警戒感が後退。これを受け、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。日経平均は昨日までの2日間で700円近く上昇しており、上げピッチの速さが意識されたが、売り急ぐ動きは見られず、市場では安心感が強くなり、日経VIは昨日水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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