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マザーズ指数は5日ぶり小幅反落、IPOではQDレーザ初値2.3倍

本日のマザーズ市場では、出遅れ感の強い銘柄を中心に買いが入る一方、主力株は上値が重く、マザーズ指数も伸び悩んだ。株式市場全体としては海外株高を受けて投資家心理が一段と上向いたものの、物色の矛先は主に東証1部の好業績株や出遅れ株に向かったようだ。メルカリが決算を受けて大きく売られたこともマザーズ指数を押し下げた。なお、マザーズ指数は5日ぶり小幅反落、売買代金は概算で1596.66億円。騰落数は、値上がり219銘柄、値下がり110銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、前述のメルカリが7%近い下落。第2四半期決算は引き続き営業黒字を確保したが、流通総額の伸び鈍化などがネガティブ視されたようだ。その他時価総額上位ではJMDCが軟調で、ラクスは小幅に下落。売買代金上位ではミンカブやバルミューダが売りに押された。また、識学などが下落率上位に顔を出した。一方、時価総額上位のフリーやBASE、売買代金上位のGNIは堅調。HANATOURがストップ高を付けたほか、247なども上昇率上位に顔を出した。コロナ禍で調整を強いられていた旅行・サービス・イベントなどの関連銘柄に買いが入ったようだ。
なお、本日マザーズに新規上場したQDレーザは公開価格の約2.3倍となる初値を付けた。2021年最初のIPO(新規株式公開)として注目された。

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