東京外為市場でドル・円は1ドル=105円50銭近辺で推移。赤羽国交相は、Gotoトラベルについて、地域を限定して開始を望む声をもたくさん出ている、意見を聞きながら。来るべき時にはスムーズに再開できるようにしていきたい、と述べたとロイターが報じている。また、加藤官房長官は、株価について、市場動向は常に注視しており、経済動向に万全を期していくと述べたもようだ。
一方、東京株式市場は日経平均が58.99円高の29378.18円と1990年以来、30年半ぶりの高値付近での推移で午前の取引を終了した。日米の追加経済対策への期待感や、Gotoトラベルに関して、国交相の前向きな発言が報じられたことなどから、早期の経済回復への期待感が高まり、株式市場の上昇に寄与しているようだ。また、指数に寄与度の高いソフトバンクGが5%以上の値上がり、ファーストリテイリングも1000円以上の値上がりとなり、指数をけん引しているようだ。