[NYDow・NasDaq・CME(表)]
NYDOW;31437.80;+61.97
Nasdaq;13972.54;-35.16
CME225;29255;-165(大証比)
[NY市場データ]
10日のNY市場はまちまち。ダウ平均は61.97ドル高の31437.80ドル、ナスダックは35.16ポイント安の13972.54で取引を終了した。好調な企業決算や1月の消費者物価指数でインフレ圧力の弱さが改めて確認されインフレ急伸への警戒感が後退し寄り付き後、上昇。一時下落する局面もあったが、追加経済対策への根強い期待や連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が「緩和的な金融政策を忍耐強く続けることが重要」との見解を示したことが下支えとなり堅調に推移した。ダウは史上最高値を更新し終了。セクター別では、エネルギーが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円安の29255円。ADRの日本株はトヨタ、デンソー、ルネサスが堅調な他は、ファナック、ソフトバンクG、ソニー、ファーストリテ、コマツ、TDK、日東電など、対東証比較(1ドル104.61円換算)で全般冴えない。