[NYDow・NasDaq・CME(表)]
NYDOW;31430.70;-7.10
Nasdaq;14025.77;+53.24
CME225;29455;+35(大証比)
[NY市場データ]
11日のNY市場はまちまち。ダウ平均は7.10ドル安の31430.70ドル、ナスダックは53.24ポイント高の14025.77で取引を終了した。新規失業保険申請者数が予想を上回ったものの、減少基調にあることが確認され、寄り付き後、上昇。史上最高値付近では引き続き景気敏感株を中心に利益確定の売りも強く、さらに、原油価格の下落を警戒した売りに上値が抑制された。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和や追加経済対策成立期待も根強く、下値も限定的となった。ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新して終了。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方で、エネルギーが下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の29455円。ADRの日本株はトヨタ、ファナック、任天堂、HOYA、富士通、資生堂、ルネサスが堅調。半面、ソフトバンクG、ソニー、ファーストリテ、ホンダ、ブリヂストン、エーザイが冴えないなど、対東証比較(1ドル104.74円換算)で高安まちまち。