22日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり182銘柄、値下がり40銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は4日ぶり反発。232.91円高の30250.83円(出来高概算6億4820万株)で前場の取引を終えている。前週末19日の米国株式市場は小幅反発。ダウ平均は0.98ドル高の31494.32ドル、ナスダックは9.11ポイント高の13874.46で取引を終了した。追加経済対策やワクチン接種ペースの加速で経済活動の再開に勢いがつくとの期待が強まり、ダウ平均は日中取引で史上最高値を更新。一方で、長期金利の上昇が市場心理を冷やし、引けにかけて失速した。
米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は買いが先行。米国経済の先行き楽観ムードに加え、日本でもワクチン接種が始まり経済活動の本格再開が期待され、株価支援要因となった。また先週末までの3日続落で日経平均が400円を超す下げとなったこともあり、値ごろ感からの買いも入りやすかった。一方、明日が天皇誕生日で休場となることもあり積極的な買いを手控える向きもあり、また、米長期金利の上昇を警戒するムードもあり、日経平均は前場中頃からはやや上値の重い展開となった。
値上がり寄与トップは東エレク、同2位はソフトバンクGとなり、2銘柄で日経平均を約121円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは横浜ゴムで7.22%高、同2位は大平洋金属で6.91%高だった。
一方、値下がり寄与トップはダイキン、同2位はテルモとなり、2銘柄で日経平均を約48円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはオリンパスで4.01%安、同2位はコニカミノルタで3.66%安だった。
*11:30現在
日経平均株価 30250.83(+232.91)
値上がり銘柄数 182(寄与度+350.56)
値下がり銘柄数 40(寄与度-117.65)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 45700 2160 +77.78
ソフトバンクG 10550 200 +43.21
ファーストリテ 105700 950 +34.21
リクルートHD 5483 178 +19.23
アドバンテ 9710 230 +16.57
コナミHD 7470 200 +7.20
信越化 18800 180 +6.48
京セラ 6984 70 +5.04
住友鉱 5483 277 +4.99
日立建 3350 125 +4.50
電通G 3710 120 +4.32
ヤマハ 5780 120 +4.32
住友不 3714 102 +3.67
ブリヂストン 4211 94 +3.39
丸井G 2069 81 +2.92
デンソー 6708 78 +2.81
中外薬 5264 24 +2.59
スクリン 9400 350 +2.52
豊通商 4620 70 +2.52
ミネベアミツミ 2707 69 +2.48
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ダイキン 22215 -720 -25.93
テルモ 4308 -151 -21.75
オリンパス 2260 -94.5 -13.61
エムスリー 8703 -135 -11.67
ファナック 27600 -245 -8.82
花王 7300 -135 -4.86
ネクソン 3505 -50 -3.60
バンナムHD 8781 -87 -3.13
協和キリン 3080 -75 -2.70
第一三共 3281 -23 -2.48
塩野義 5850 -54 -1.94
オムロン 9400 -50 -1.80
アステラス薬 1790 -10 -1.80
キッコーマン 7440 -40 -1.44
エーザイ 7627 -34 -1.22
JPX 2409 -33.5 -1.21
日産化学 6280 -30 -1.08
トレンド 5720 -30 -1.08
大和ハウス 3243 -24 -0.86
コニカミノルタ 553 -21 -0.76