本日のマザーズ市場では、前日の米ハイテク株安などが嫌気され、朝方から売りが先行する展開となった。前日の米国市場では長期金利の上昇を受け、ハイテク株を中心に売りがかさんだ。東京市場でも新興グロース(成長)株中心のマザーズ銘柄は逆風が強まるとの見方が広がったようだ。ただ、成長期待株を中心に下値を拾う動きもあり、マザーズ指数は後場にこの日の安値を付けるとやや下げ渋った。なお、マザーズ指数は続落、終値では2%超の下落となった。売買代金は概算で1648.18億円。騰落数は、値上がり64銘柄、値下がり275銘柄、変わらず6銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリやフリー、売買代金上位のcolyやBASEが下落。INCは荒い値動きで下落率トップとなった。前日までの急ピッチの上昇で過熱警戒感が広がったようだ。一方、時価総額上位ではラクスやJMDCが上昇。売買代金上位ではQDレーザが反発し、ロゼッタは新サービス開始を正式発表して大幅高となった。また、Kudanは組み込みソフトの世界イベントで受賞したことが好感され、上昇率トップとなった。
マザーズ指数は続落、新興成長株に逆風との見方、下値拾う動きも
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