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日経平均は343円高でスタート、ファーストリテや武田薬などが堅調

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29208.19;+343.87
TOPIX;1916.33;+20.15

[寄り付き概況]

 8日の日経平均は前週末比343.87円高の29208.19円と3日ぶりの反発でスタート。5日の米国市場でダウ平均は572.16ドル高の31496.30ドル、ナスダックは196.68ポイント高の12920.15で取引を終了。2月雇用統計の予想を上回る改善を受けて寄り付き直後、上昇した。しかし、長期金利の急伸を警戒したハイテクの売りに拍車がかかると、ダウも下落に転じた。ただ、安いところでは、1.9兆ドル規模の追加経済対策が速やかに成立する可能性があること、いくつかの州が来週からパンデミック対策の規制緩和を計画していることから経済活動の再開を期待した買いが支えた。行き過ぎ感から利回りも低下に転じると、再び主要株式指数は上昇。引けにかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比420円高の29180円。米株高の流れを受けて、シカゴ先物にサヤ寄せする形から本日は買いが先行。

 売買代金上位では、ファーストリテ、武田薬、東京エレクトロン、ファナック、住友鉱、キヤノン、日本製鉄など主力処は概ね堅調。業種別では、鉱業、鉄鋼、石油石炭などが上昇率上位に。

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