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マザーズ指数は5日ぶり反発、売り先行も値戻す、メルカリなど堅調

 本日のマザーズ市場では、売り先行後に値を戻す展開となった。前日の米国市場では長期金利の上昇を受け、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が2.4%下落した。本日の東京市場でもハイテク関連を中心としたグロース(成長)株は売りが先行し、マザーズ指数も3%近く下落する場面があった。しかし、その後は押し目買いが入って下げ渋り、後場になるとナスダック株先物やアジア市場のハイテク株が強含んだことからプラス転換した。なお、マザーズ指数は5日ぶり反発、売買代金は概算で1470.93億円。騰落数は、値上がり249銘柄、値下がり84銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリやマネーフォワード、売買代金上位のミンカブやAIinsideが堅調。sMedioが大幅に3日続伸し、バルミューダなども上げが目立った。自律移動ロボットの共同試作機を一部公開したKudanや、一部証券会社の強気の投資判断が観測されたACSLは急伸。また、イグニスは連日で買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、時価総額上位のフリーやラクス、売買代金上位のBASEは下落。直近IPO(新規株式公開)銘柄のcolyは引けにかけて売りがかさんだ。また、メタップスなどが下落率上位に顔を出した。

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