東京外為市場でユーロ・円は1ユーロ=129円70銭台で推移。EUはトルコ国営石油幹部に対する制裁計画を凍結していたことが分かったとロイターが報じている。EUは昨年の末に地中海の天然ガスをめぐる紛争で、トルコの国営石油関連の資産凍結や渡航禁止措置を示唆していたが、トルコとギリシャが接近したことで制裁ムードが和らいだもようだ。
一方、東京株式市場は日経平均が261.95円安で午前の取引を終了した。日銀会合の発表を控えて様子見ムードが強いことや、米ナスダックの下落によりハイテク株を中心に下落していることが相場の重しとなっているようだ。また、GoToトラベルの再開が当面は困難との報道が失望されたことも悪材料とされている。なお、指数に寄与度の高いファーストリテイリングは50円高と小動きにとどまっている。