(14時50分現在)
S&P500先物 3,912.38(+6.38)
ナスダック100先物 12,790.00(+3.12)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は60ドル高。原油価格も下げ止まり、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
17日の取引で主要3指数は反落。ナスダックは4日ぶりにマイナスへ転じ、ダウは153ドル安で33000ドル台を維持できなかった。16-17日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)で実質ゼロ金利政策を2023年まで維持する方針が示され、市場はハト派寄りと受け止めた。ただ、それによるインフレ加速への思惑から長期金利は上昇し、ハイテク株売りに。また、回復の遅れによる需要減への観測で原油価格が弱含み、エネルギー関連株も売られた。
本日は上げ渋りか。前日の下落の反動から、自律反発が予想される。NY原油先物(WTI)も下げは一服し、エネルギー関連の買戻しが見込まれる。引き続き長期金利にらみの相場展開で、10年債利回りが1.70%台の高水準を維持していることから、金融株に買いが入りやすい。半面、ハイテク株は売りが続くとみられ、指数を下押ししそうだ。また、開催中の米中外交トップ会談が注目され、両国関係の悪化への警戒感もあり週末に向け調整の売りが想定される。