19日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円05銭まで上昇後、108円77銭へ反落しして引けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が大手銀に対する資本規制を巡るパンデミック対応の優遇措置の終了を発表したため米国債相場が下落。利回り上昇に伴うドル買いが再燃した。その後、利回りの上昇が一段落したためドル買いも後退。
ユーロ・ドルは1.1874ドルまで下落後、1.1911ドルまで上昇して引けた。新型コロナウイルス変異種感染拡大やワクチン配給の混乱でイタリアやフランスの一部都市がロックダウン入りしたため、域内景気回復の遅れへの懸念にユーロ売りが続いた。
ユーロ・円は129円32銭まで下落後、129円70銭まで反発。
ポンド・ドルは1.3920ドルから1.3831ドルまで下落。
ドル・スイスは0.9280フランから0.9320フランまで上昇した。
[経済指標]
・特になし