午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=108円70銭台で推移。トルコ中央銀行のカブチオル新総裁は恒久的な物価安定を実現するために、金融政策手段を効果的に活用すると表明した。トルコ中銀総裁の交代は直近2年で3回目となる。市場では中銀総裁の解任はタイミング的に最悪との見方が流れているもようだ。
一方、東京株式市場は日経平均が556.90円安と大幅安での推移が続いている。午前のTOPIXの下落率がマイナス1.11%であることから、後場は日銀のETF買いへの期待感があり、下げ止まり感が出てきたもようだ。なお、午前に引き続き、日経平均の寄与度が高いファーストリテイリングが4020円安で指数に対する寄与後が144円マイナスとなっている。