マザーズ指数は小幅続落、主力処への売りが目立つ

　本日のマザーズ指数は小幅続落となった。前週末水準からの取引開始となったマザーズ指数だったが、朝方に一時1234.70ptまで上昇した後は即座にマイナス転換。前引けにかけては押し戻す場面も見られたが、後場に入って再度弱含むなど、その後は狭いレンジ内でこう着感が強まった。なお、マザーズ指数は小幅続落、売買代金は概算で1940.36億円。騰落数は、値上がり168銘柄、値下がり164銘柄、変わらず15銘柄となった。
　個別では、前週に新規上場したココナラがマザーズ売買代金トップにランクイン。一時2899円まで上昇する場面も見られたが、大引けにかけて急速に上げ幅を縮めている。直近IPO銘柄自体は高安入り乱れていたが、ココナラの他、WACULが6％高、Pアンチエイジも2％高、交換できるくんも7％近い上昇に。阿波銀行に「Jシステム」のOEM提供を開始と公表したライトアップや21年2月期予想を上方修正したビザスクも大幅高となり関心を集めた。その他、ミンカブ、GNI、サンバイオ、JMDCなどが買われた。一方、換金売りが膨らんだ直近IPOのｉ−ｐｌｕｇとＴ．Ｓ．Ｉを筆頭にバルミューダ、colyなどが大幅安。その他、BASE、アンジェス、Kudan、フリー、弁護士ドットコム、マネーフォワードなどマザーズの主力処の売りが目立った。