2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円79銭から108円21銭まで下落し、108円54銭で引けた。米国債利回りの低下に伴うドル売り・円買いが優勢となった。しかし、中国人民銀行が景気支援で金融機関の預金準備率を引き下げたほか、トランプ大統領が米中第1段階貿易協定の正式署名を15日に実施するとの発言を受けて成長見通しも強まり、ドルの下落は限定的となった。
ユーロ・ドルは、1.1203ドルから1.1164ドルまで下落し、1.1172ドルで引けた。米国市場のトリプル高でドル買いが優勢となった。ユーロ・円は、121円78銭から120円98銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.3197ドルから1.3116ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9690フランから0.9733フランまで上昇した。