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コニシ Research Memo(6):2020年3月期は、売上高で6期連続最高、営業利益も過去最高を目指す

■今後の見通し

1. 2020年3月期の業績見通し
コニシの2020年3月期の業績は、売上高141,000百万円(前期比5.1%増)、営業利益8,000百万円(同13.8%増)、経常利益8,100百万円(同12.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,000百万円(同13.5%増)が予想されており、期初予想と変わってない。この通期予想は、決して楽な目標ではないが、前期に発生した原材料価格上昇に伴う製品価格への転嫁が進んでいること、原材料価格は既に低下傾向にあること等から、達成される可能性もありそうだ。売上高で6期連続増収、営業利益で過去最高を目指す。またセグメント別では、すべてのセグメントで増収増益となる見込みだ。

2. 設備投資額と減価償却費
2020年3月期の設備投資額は、5,478百万円、減価償却費は1,962百万円が見込まれている。主な内容は、関東支社の新設(残り分、既に2019年9月から稼働開始)、「栃木危険物自動ラック倉庫」の新設(同9月完成済み)、製袋機・充填機の増設(滋賀工場)、工場排水処理施設の更新(滋賀工場)、Konishi Lemind Vietnam製造設備増設(同4月完成済み)、一般倉庫増設(滋賀物流センター)、ボンドエンジニアリング名古屋支店建設、トラック車輌購入(自社配送化の推進)などとなっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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