マネーボイス メニュー

1月23日のNY為替概況

 23日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円61銭から109円27銭まで下落して引けた。

世界中で新型ウイルス感染拡大が報告され新たな世界経済のリスクと警戒されリスク回避の円買い加速。その後、世界保健機構(WHO)が緊急事態宣言には「時期尚早」との判断をくだしたため円買いも一段落した。

ユーロ・ドルは、1.1109ドルまで上昇後、1.1036ドルまで下落して引けた。
欧州中央銀行(ECB)は予想通り政策金利を据え置き、ラガルドECB総裁がインフレの緩やかな上昇に言及したため一時ユーロ買いが優勢となったが、大規模緩和の必要性を再表明したためユーロ売りが再び強まった。

ユーロ・円は、121円74銭まで上昇後、120円64銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.3137ドルから1.3097ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9669フランから0.9704フランまで上昇した。

スイス国立銀行(SNB、中央銀行)のメクラー理事が、マイナス金利政策や、介入を再公約したためフラン売りが強まった。

   

[経済指標]
・米・先週分新規失業保険申請件数:21.1万件(予想:21.4万件、前回:20.5万件←20.4万件)
・米・失業保険継続受給者数:173.1万人(予想:175.6万人、前回:176.9万人←176.7万人)
・12月景気先行指数前月比‐0.3%(予想:-0.2%、11月:+0.1%←0.0%)

  

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。