ハマキョウレックスは30日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.6%増の927.91億円、営業利益が同3.6%増の80.84億円、経常利益が同3.6%増の83.99億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.0%増の48.32億円となった。
物流センター事業の営業収益は前年同期比12.6%増の518.53億円、営業利益は同16.8%増の59.16億円となった。主な要因は、物流センター運営の充実と前年度及び当年度に受託したセンターが順次業績に寄与したこと、2018年12月にHMKロジサービスを子会社化したことによる。また、新規受託の概況については、12社の物流を受託している。稼働状況については、前期受託した1社を含めた13社のうち10社が稼働している。残りの3社は、2020年1月以降の稼働を目指し準備を進めている。なお、物流センターの総数は、前年度末から4センター増加して119センターとなっている。
貨物自動車運送事業の営業収益は前年同期比0.1%減の409.38億円、営業利益は同20.9%減の21.61億円となった。営業収益は、運賃値上げ交渉や連結子会社の増加はあったが、稼働日減少等による特別積合事業での物量減少の影響で微減となった。営業利益は、営業収益の減少に加え、配達にかかる外注費の増加にともない減益となった。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%増の1,210.00億円、営業利益が同5.9%増の105.00億円、経常利益が同4.2%増の108.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.0%増の62.00億円とする期初計画を据え置いている。