4日のマザーズ先物は前日比15.0pt高の830.0ptとなった。なお、高値831.0pt、安値は812.0pt、取引高は2340枚。本日のマザーズ先物は、外部環境の底堅さも背景に大きく反発した。前日の米国市場では、米ISM製造業景況指数が市場予想および好不況の境を表す節目の50を上回る良好な結果を示したことなどが好感されて主要株価指数は反発した。こうした米株高がありながらも、新型肺炎の今後の企業業績への影響などが懸念される形で、東証1部市場は軟調なスタートとなった。こうした中、マザーズ市場については、これまでの相対的な下落分が大きかったこともあり、対照的に堅調なスタートを切った。また、その後、アジア市場が底堅い動きを見せたことから投資家心理も改善し、次第に日経平均なども上昇基調に転じていった。こうした流れが個人投資家心理の一層の向上に繋がり、マザーズ先物は高値圏での堅調推移を続ける展開となった。指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄も総じて堅調な値動きをみせ、マザーズ先物の上昇に寄与した。指数寄与度の高いところでは、そーせい、フリー、メルカリ、Sansanなどが大きく上昇した。
マザーズ先物概況:大幅に反発、米経済指標やアジア市場の底堅さが追い風に
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