アンジェスは4日、遺伝子治療用製品ベペルミノゲン ペルプラスミドにつき、米国において下肢潰瘍を有する閉塞性動脈硬化症の患者を対象にした臨床試験における患者登録を開始したことを発表。
臨床試験の概要は、小規模で当該患者での下肢潰瘍の改善効果を評価。目標症例数は60例、観察期間は投与開始後12ヶ月としている。コラテジェン筋注用は、国内においては既に慢性動脈閉塞症における潰瘍の改善を効能効果又は性能として条件期限付き承認を受けており、田辺三菱製薬が販売を開始している。
また同社は、本品の効能効果の拡大を目指し、2019年10月7日より、安静時疼痛の改善を対象とした第III相臨床試験も行っている。