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サンコーテクノ—3Qは2ケタ増収増益、ファスニング事業、機能材事業ともに増加

サンコーテクノは7日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.2%増の136.37億円、営業利益が同14.6%増の10.40億円、経常利益が同14.2%増の10.45億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.9%増の6.88億円となった。

ファスニング事業の売上高は前年同期比3.6%増の102.36億円、セグメント利益は同0.9%増の13.20億円となった。各種設備工事等の需要は、民間工事においては前年を下回ったが、公共工事において前年を上回る水準を維持し、全体としての需要は堅調に推移している。これに伴い、主力製品のあと施工アンカーの販売は好調に推移した。また、完成工事高が微減となった一方、ドリル・ファスナー製品の販売が増加したことから、総じて堅調に推移した。

機能材事業の売上高は前年同期比49.5%増の34.01億円、セグメント利益は同72.8%増の3.52億円となった。電動油圧工具関連の販売が、国内・海外ともに好調に推移した。また、電子基板関連及びアルコール検知器関連が好調に推移した一方、FRPシート関連は減少した。さらに、新たに包装・物流機器関連が加わったことにより売上高が増加した。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.5%増の183.00億円、営業利益が同5.5%増の13.90億円、経常利益が同5.7%増の14.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.3%増の9.65億円とする期初計画を据え置いている。

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