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米国株見通し:株高基調を維持、引き続きFRB議長の証言に注目

(18時40分現在)
S&P500先物        3368.88(+11.38)
ナスダック100先物   9574.00(+46.75)

グローベックス米株式先物市場で、S&P500先物、ナスダック100先物は堅調地合い、NYダウ先物は100ドル超高で推移する。欧州株式市場はほぼ全面高で、今晩の米株式市場は上昇基調を維持しそうだ。

11日の取引はまちまち。ダウは反落したが、S&Pとナスダックは続伸となった。新型コロナウイルスの先行きへの影響に過度な懸念が後退するなか、好業績銘柄が買いを集めた。また、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が議会証言で国内経済の回復力を強調したことも、株価の押し上げ要因。ただ、この日はJOLT求人が低調な内容となり、雇用情勢の改善は一服との見方が指数を下押しした。

今晩の取引では、シスコシステムズやトリップアドバイザーなどの企業決算のほか、企業買収をめぐりIT関連セクターが引き続き注目されそうだ。一方、パウエル議長が今晩の議会証言でウイルス被害の影響に言及すれば、株買いを抑制する要因となりそうだ。

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