ヒーハイスト精工は13日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.4%減の17.92億円、営業利益が同93.5%減の0.11億円、経常利益が同98.5%減の0.02億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.02億円(前年同期は1.11億円の利益)となった。
主力製品の直動機器の売上高は前年同期比25.2%減の9.53億円となった。輸出や設備投資の低迷が続き、産業用機械業界等の需要が減少した。
精密部品加工の売上高は前年同期比1.0%増の6.36億円となった。レース用部品で一時的に調整があったものの、顧客の高精度化や短納期への要求に対応した。
ユニット製品の売上高は前年同期比6.4%増の2.02億円となった。国内企業中心に位置決めステージのリピート販売が増加した。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比15.9%減の23.13億円、営業損失が0.03億円、経常損失が0.11億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.18億円とする直近の予想(2020年2月10日公表)を据え置いている。