Orchestra Holdingsは14日、2019年12月期(19年1-12月)連結決算を発表した。売上高が前期比28.7%増の93.39億円、営業利益が同11.3%増の5.27億円、経常利益が同17.1%増の5.34億円と過去最高値を更新、親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券評価損による特別損失の計上で同15.9%減の2.74億円となった。
デジタルトランスフォーメーション事業の売上高は前年同期比269.2%増の24.97億円、セグメント利益(営業利益)は同118.5%増の3.63億円となった。IT利活用の多様化・高度化に伴い拡大するIT需要を取り込み、各種Webシステム開発、スマホアプリ開発、クラウドインテグレーション等の案件受注が堅調に拡大している。
デジタルマーケティング事業の売上高は前年同期比4.7%増の65.13億円、セグメント利益(営業利益)は同8.4%増の8.98億円となった。主力サービスである運用型広告を中心に、既存取引先からの受注額の増額や新規取引先の獲得が堅調に推移している。
2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比21.0%増の113.00億円、営業利益が同13.7%増の6.00億円、経常利益が同12.2%増の6.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.6%増の3.70億円としている。