■今後の見通し
● 2020年11月期の業績見通し
アサヒ衛陶の2020年11月期通期予想は、売上高が前期比1.1%減の2,400百万円、営業利益が70百万円、経常利益が同60百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が45百万円を見込んでおり、売上総利益率は35.6%を想定している。不良在庫の廃棄処分がなくなり、不採算品目や取引の縮小を図ったため、収益性の向上が期待される。販管費は前期比205百万円の減少を計画している。なお、事業構造改革策によるコスト削減額は290百万円であった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)