本日のマザーズ指数は反落となった。前日の米国株式市場では、中国政府による景気支援策が好感され、主要3指数は揃って上昇。なかでも、S&P500とハイテク比率の高いナスダックは過去最高値を更新。為替相場でも、1ドル=111円台と約9ヶ月ぶりの円安水準を回復したこともあり、東京市場でテクノロジー関連が多いとされるマザーズ市場にも朝方から買いが先行した。しかし、円安進行が一服するなか、新型肺炎の拡大懸念も改めて意識され、次第にマザーズ銘柄に対する戻り売りの動きも優勢になった。物色としても、マザーズ市場の主力級銘柄が総じて弱含んだ。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で798.48億円。騰落数は、値上がり88銘柄、値下がり209銘柄、変わらず17銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、PSSが10%安になったほか、ステムリムやスペースマーケットがそれに続いて大幅安に。売買代金上位銘柄では、Aiming、メルカリ、そーせい、アンジェス、ミクシィ、サンバイオ、TKP、GNI、ギフティ、UUUMが下落。一方で、Amazia、メドレー、フリー、AIinside、PKSHA、サーバーワークスは上昇した。
マザーズ指数は反落、次第に戻り売りに押される展開、PSSが急落
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