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米国株見通し:売り継続か、ウイルス警戒で週末控えた手仕舞い売りも

(16時50分現在)
S&P500先物        2,923.12(-33.88)
ナスダック100先物   8,279.62(-103.13)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は300ドル近く下げて推移。NY原油先物(WTI)も続落し、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。

27日は大幅安。NYダウは1000ドル超下げ、この3日間だけで下げ幅は3000ドル程度にのぼる。S&Pと前日プラスに転じたナスダックも実に4%超下落。米国内での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、リスク資産の整理がさらに加速した。この日発表された10-12月期国内総生産(改定値)など経済指標は底堅い内容となったが、株価への影響は限定的。

今晩の取引では市場センチメントが悪化するなか、週末を控え手仕舞い売りが見込まれる。29日のサウスカロライナ州での大統領選予備選で、民主党はバイデン前副大統領の勝利が予想されるが、快進撃の左派候補、サンダース上院議員の健闘も見込まれ、売りを急ぐ可能性があろう。個別銘柄では決算発表のフット・ロッカーやマゼラン・ヘルス、ジブラルタル・インダストリーズなどが注目されよう。

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