2日午前の東京市場でドル・円は、107円90銭台で推移。日本銀行は金融安定化につながる措置を講じるとの見方で日経平均株価は上昇しており、株高を意識したドル買い・円売りが観測されている。現時点でドル買いはやや一服しているが、中国本土株式は上昇していることから、ドル・円は108円をしっかりと上回る可能性があるとの見方が増えているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円38銭から108円04銭、ユーロ・円は118円62銭から119円46銭、ユーロ・ドルは1.1036ドルから1.1074ドル。
■今後のポイント
・米国内での新型肺炎の感染拡大に対する警戒感
・米長期金利の低下
・中国本土株式の動向
・NY原油先物(時間外取引):高値44.95ドル 安値43.32ドル 直近値44.88ドル