3日午前の東京市場でドル・円は、108円05銭近辺で推移。主要中央銀行による協調的な金融緩和への期待が広がっているものの、「協調的な金融緩和が世界経済の持続的な成長に寄与するとは思えない」との声も聞かれており、株高は一服。リスク選好的な円売りが一段と拡大する可能性については、懐疑的な見方も出ている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円00銭から108円54銭、ユーロ・円は120円23銭から120円95銭、ユーロ・ドルは1.1120ドルから1.1148ドル。
■今後のポイント
・米国内での新型肺炎の感染拡大に対する警戒感
・米長期金利の低下
・中国本土株式の動向
・NY原油先物(時間外取引):高値48.12ドル 安値47.56ドル 直近値47.93ドル