4日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。米10年債利回りの1%割れを受けドル売り優勢の展開となり、一時106円80銭台まで値を下げた。その後、日経平均株価のプラス圏推移で国内勢が値ごろ感から買戻し、107円台を回復。ただ、中国の記録的低水準の経済指標で、円売りは限定的のようだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円85銭から107円52銭、ユーロ・円は119円47銭から120円11銭、ユーロ・ドルは1.1161ドルから1.1185ドル。
【要人発言】
・エバンス米シカゴ連銀総裁
「緊急利下げはFRBが危機対応の一員であることを示す」
「米経済は依然として堅調とみている」
・アーダーンNZ首相
「新型ウイルスの影響は大きいだろうが、長期的ではない」
「第1四半期の経済活動は限定される見通し」
【経済指標】
・豪・10-12月期GDP:前年比+2.2%(予想:+2.0%、7-9月期:+1.7%)
・中・2月財新サービス業PMI:26.5(予想:48.0、1月:51.8)