NY外為市場では引けにかけた株高に連れて、リスク選好の動きが強まった。ダウ平均株価は1000ドル超高。米10年債利回りも1%を回復した。
ドル・円は107円45−50銭までじり高。ユーロ・円は119円00銭から119円66銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.1140ドルから1.1133ドルへ軟化。
3日に行われた「スーパーチュースデー」、米大統領選の民主党候補指名予備選で今までリードしていた超左派、反ビジネス派サンダース氏を追い越し、穏健派とされるバイデン氏が第1位に躍り出た。
国家の歳出を拡大、増税が警戒されてた国民皆保険制度の導入や、学費を無料にするなどのサンダース氏の政策が実行される可能性が後退したことが投資家に安心感を与えた。