11日の米国市場ではNYダウが1464.94ドル安の23553.22、ナスダック総合指数が392.20pt安の7952.05、シカゴ日経225先物は大阪日中比205円安の19165円。12日早朝の為替は1ドル=104円40-50銭(11日大引け時点は104.15円付近)。本日の東京市場は11日の米国株急落に引きずられソフトバンクG、ソニーなど米国株との相関性の高い銘柄を中心に軟調な展開が予想される。ただ、ここのところ、NYダウが1000ドル超上下に振れることは当たり前になってきており、シカゴの225先物も暴落といった形にはなっていない。そのため、下値では押し目を拾う形で上昇に転じる場面があるかもしれない。特に、昨日大幅に下落した東エレクなどの半導体セクターにはそうした動きが表れやすそうだ。また、米長期金利が小幅に上昇しており、朝方の売りが一巡した後は三菱UFJをはじめとする大手金融株への押し目買いも予想されよう。そのほか、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された信越化、JSR、東応化、安川電、リンテックなどに注目。
個別銘柄戦略:信越化やリンテックに注目
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