フェローテックホールディングスは13日、新型コロナウイルス(COVID19)に関する同社の対応状況の第2報を発表した。
同社グループの中国各子会社において、引き続き、検温やマスクの着用、衛生管理、隔離措置などの防疫体制を整えたうえで、6千人を超える現地社員全員の安全確保と健康状態の確認を行っている。現時点では中国拠点ではCOVID19の罹患者はいないとしている。なお、同社グループの日本、中国以外のアジア、欧州、米国拠点でも同様の安全対策を講じている。
同社の中国生産拠点については、春節期間中も一部の子会社、事業部を除き、一定の操業を継続していたが、2月10日以降、休暇を取得していた多くの従業員が本格的に職場に復帰している。このため、従業員の職場復帰率は3月12日時点で約97%となっており、通常の稼働を確保できる生産体制も整ってきている。
また、中国拠点の物流状況については、現時点では、部材調達や顧客への製品供給も含め、大きな影響は出ていないが、引き続き今後の状況を注視しながら、必要な措置をとるとしている。