NY外為市場でドルは急伸し、高値を探る展開となった。米債利回りの上昇に伴うドル買いが強まった。ドル・円は107円28銭から108円09銭まで上昇し、13日来の高値を更新。重要な節目である200日移動平均推移純108円25銭も視野に入った。ユーロ・ドルは1.0985ドルから1.0895ドルまで下落し2月27日来の安値を更新。ポンド・ドルは1.1917ドルから1.1758ドルまで下落し1985年来の安値を更新している。
米国債相場は1兆ドル規模の財政支援を織り込み、売りが先行。米10年債利回りは1%台を回復、1.06%で推移した。