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コスモ・バイオ Research Memo(9):安定配当を念頭に配当性向を重視しつつ、収益状況見通しなど総合的に勘案

■コスモ・バイオの株主還元策

1. 利益還元は収益状況見通しなどを総合的に勘案
利益還元については安定配当を念頭に置き、配当性向を重視しつつ、今後の収益状況の見通しなどを総合的に勘案して決定することを基本方針としている。

2. 2020年12月期は増配予想
この基本方針に基づいて2019年12月期の配当は、2018年12月期と同額の年間14円(第2四半期末6円、期末8円)とした。連結配当性向は34.9%である。また2020年12月期の配当予想は2019年12月期比4円増配の18円(第2四半期末8円、期末10円)としている。予想連結配当性向は34.4%となる。

■情報セキュリティ対策

コーポレートガバナンス・コードの基本原則をすべて実施
● コーポレートガバナンス・コードの基本原則をすべて実施
大規模なサイバー攻撃などで企業の情報セキュリティ対策に対する関心が高まるなか、同社は情報セキュリティ及び情報保護を経営の最重要課題の1つと認識している。また個人情報保護方針では「お客様の個人情報を大切に保護することは当然の社会的責務であることを充分に認識し、すべての役員及び従業員が個人情報を適切かつ安全に取り扱うことにより、お客様の信頼にお応えします」としている。

情報セキュリティに関する基本規程は定めていないが、コーポレートガバナンス・コードの基本原則をすべて実施し、内部統制システムの構築、リスク管理規程や関係会社管理規程の整備、社員教育の強化などを通じて、システムとデータの保守・管理に万全を尽くしている。また主要サーバをデータセンターに移設してリスク管理を強化している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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