[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;19254.78;-98.46
TOPIX;1410.84;-14.63
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比98.46円安の19254.78円と前引けから若干下げ幅を拡大して取引を開始。ランチタイム中の225先物は19180-19290円での推移、ランチバスケットは差し引き30億円の買い越しとの観測。日経平均は週初から前日までで1500円超の上昇をみせていたこともあり、ひとまず利益確定の動きが優勢である。一方で、アジア株式市場が全般堅調な推移をみせていることから、下値で拾う向きもみられており、相場全体として底堅さが意識されている。そんななか、引き続き物色対象としても、巣ごもり消費やテレワーク、遠隔医療関連の一角などへの資金流入が目立つ。
業種別では、陸運業や証券・商品先物取引業、パルプ・紙が軟調な一方で、鉱業や海運業、ガラス・土石製品は堅調。売買代金上位銘柄では、アビガン寄与は一過性として米系証券が2段階格下げの観測が伝わった富士フイルムが5%安になったほか、トヨタ自動車、リクルートホールディングス、NTTドコモ、キーエンス、オリエンタルランド、デンカ、NTT、エムスリー、花王がさえない。一方で、ソフトバンクG、ソニー、資生堂、神戸物産、SUMCO、ファナックは上昇。