14日午前の東京市場でドル・円は107円台半ば近辺で推移。日経平均は小幅高で推移しており、株安を警戒したドル売りは一巡しているようだ。ただし、1-3月期米企業決算の大幅な悪化が懸念されており、米国株式は再び調整局面に入る可能性があることから、目先的にリスク選好的なドル買い・円売りは抑制される可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円55銭から107円78銭、ユーロ・円は117円49銭から117円65銭、ユーロ・ドルは1.0904ドルから1.0928ドル。
■今後のポイント
・欧米の景気後退懸念
・米国の無制限量的緩和
・主要国の財政出動期待