17日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり186銘柄、値下がり37銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は3日ぶり大幅反発。492.15円高の19782.35円(出来高概算6億9000万株)で前場の取引を終えている。
16日の米株式市場でNYダウは小幅に反発し、33ドル高となった。週間の新規失業保険申請件数の増加が続き、経済封鎖以降の4週間で2200万件に達したほか、フィラデルフィア連銀の4月製造業景況指数が過去最大の落ち込みを見せ、景気の先行き懸念が上値を抑えた。ただ、引けにかけてトランプ政権による経済活動再開の指針発表を期待した買いが強まり、時間外取引ではNYダウ先物が急伸。本日の日経平均もこうした流れを引き継ぎ285円高からスタートすると、朝方には19892.96円(602.76円高)まで上昇する場面があった。その後は目先の利益を確定する売りも出たものの、19800円を挟み堅調に推移した。
セクターでは、鉄鋼、輸送用機器、海運業などが上昇率上位で、その他も全般堅調。半面、陸運業、水産・農林業、パルプ・紙など5業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の49%、対して値下がり銘柄は46%となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテで1銘柄で日経平均を約85円押し上げた。同2位はソフトバンクGとなり、東エレク、信越化学、ファナックなどがつづいた。
値下がり寄与トップは中外製薬となった。同2位は富士フイルムとなり、大日住薬、ヤマトHD、京王などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 19782.35(+492.15)
値上がり銘柄数 186(寄与度+508.34)
値下がり銘柄数 37(寄与度-16.19)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 50250 2370 +85.37
ソフトバンクG 4727 297 +64.19
東エレク 23400 830 +29.90
信越化 11800 565 +20.35
ファナック 14915 550 +19.81
アドバンテ 4935 240 +17.29
リクルートHD 2917 153 +16.53
オリンパス 1722 113 +16.28
TDK 8950 370 +13.33
ホンダ 2442 162 +11.67
ファミマ 1809 68 +9.80
資生堂 6816 258 +9.29
ソニー 6925 225 +8.11
第一三共 7654 179 +6.45
ダイキン 13590 165 +5.94
スズキ 3090 158.5 +5.71
アステラス薬 1755 30.5 +5.49
エーザイ 7964 147 +5.30
テルモ 3662 33 +4.76
日東電 4980 130 +4.68
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
中外薬 13815 -125 -4.50
富士フイルム 5346 -99 -3.57
大日住薬 1468 -24 -0.86
ヤマトHD 1909 -23 -0.83
京王 6160 -110 -0.79
ニチレイ 2805 -33 -0.59
NTT 2585 -38 -0.55
キッコーマン 4860 -15 -0.54
JR西日本 6680 -137 -0.49
バンナムHD 5518 -13 -0.47
JR東日本 8225 -115 -0.41
デンカ 2525 -47 -0.34
日清粉G 1654 -9 -0.32
小田急 2397 -17 -0.31
イオン 2190 -7.5 -0.27
東急 1653 -8 -0.14
東武 3575 -20 -0.14
鹿島 1057 -7 -0.13
味の素 1927 -3.5 -0.13
東宝 3425 -25 -0.09