ドル・円オプション市場で変動率は低下した。リスク警戒感が後退し、オプション売りが優勢となり短中期物の変動率は3月5日来の低水準となった。
リスクリバーサルでは円コールスプレッドが縮小。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが後退しほぼ2カ月ぶり最小となった。
■変動率
・1カ月物8.15%⇒7.79%(08年10/24=31.044%)
・3カ月物8.37%⇒8.35%(08年10/24=31.044%)
・6カ月物8.54%⇒8.52%(08年10/24=25.50%)
・1年物8.64%⇒8.59%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)
■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
・1カ月物+2.22%⇒+2.10%(08年10/27=+10.90%)
・3カ月物+2.90%⇒+2.85%(08年10/27=+10.90%)
・6カ月物+3.28%⇒+3.26%(08年10/27=+10.71%)
・1年物+3.56%⇒+3.50%(08年10/27=+10.71%)